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痔の出血量
排便時に、血が付いていたらびっくりしますね。
ほとんどの方は、そのような場合「痔」だと思うことでしょう。
痔による出血にも、色々あります。
女性に多い「切れ痔」は、便秘などで硬くなった便を出す時に、肛門を傷つけてしまうために起こります。
排便の時に痛みを強く伴います。
出血量は、トイレットペーパーに少量付く程度だったり、ポタポタと垂れるほどの出血がある場合もあります。
また、「イボ痔」も多くの方に見られる症状です。
便秘によって排便時に力むことで、静脈がうっ血して起こります。
この場合も、出血量は少量の時もあれば、便器一杯に血が出て貧血を起こしてしまうなど症状も様々です。
そして、「痔ろう」も出血を伴います。
「痔ろう」は男性に多く見られます。
肛門の周りが赤く腫れて、強い痛みがあります。
高熱が出る場合もあります。
腫れの中にある膿を出してしまえば、痛みは無くなります。
出血としては、膿の混じった分泌液が出てきます。
排便時ではなく、下着に付着することが多いです。
この膿は血膿なので、血と勘違いするかもしれません。
このように、痔の出血量は多かったり少なかったりと、人それぞれだと言うことがわかります。
出血が少ないからと言って、安心していい訳ではありません。
排便時による出血は、痔の場合もありますが、中には内臓疾患の場合もありますので、注意が必要です。
自己判断せずに、出血があった場合は、医者を受診することをお勧めします。
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