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うつ病の治療法
うつ病の治療法は、現時点では基本的に薬物療法とカウンセリングです。
薬物療法では、各人の症状や原因に合わせて、抗うつ剤・精神安定剤・睡眠導入剤・食欲増進剤・漢方薬などを精神科医が処方します。
薬の種類は様々あり、人によって効き目が違ったり、全く効かなかったり、副作用が出たりするので、それらを問診しながら精神科医が薬を変えたりしながら回復を目指します。
しかし、心因性の原因がある場合には、患者の話を聞いたりカウンセリングを重ねることで病状が軽くなるケースもあるため、カウンセリングを同時に行うケースも少なくありません。
ある程度うつ病が回復してくると、「認知療法」が効果的だと言われています。
各人に合わせたスケジュールや規則を作り、それらを少しずつでも実行出来るように頑張り、本人がすべての項目について「どの程度できたか?」の判定を自らつけて自分の行動を見直していくものです。
ですが、うつ病は、何年も何十年も通院しても一向によくならない人も多いのが現状です。
また、うつ病になると、多くの場合、職を失うことになるので、金銭的に余裕がなくなり、生活費さえままならない状況に陥ります。
それが新たなストレスやプレッシャーとなり、病状が悪化したり、生活優先で通院に掛ける費用が捻出出来ず、ますます悪化するケースも増えているようです。
近年では、脳内物質をコントロールするサプリメントなども販売されていますが、価格が高く、保険もきかないので、なかなか常用するのは難しいでしょう。
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