魚の目病院
魚の目は、症状が軽い場合は自分で市販の薬(スピール膏やサリチル酸入りの角質を柔らかくするもの)を使い治療できます。
症状が軽いと言うのは、痛みをさほど感じない状態のことです。
自分で治療して、違和感を感じたり痛みを強く感じたりするときは、病院への受診をお勧めします。
病院は、皮膚科に行くのがいいでしょう。
また、最近ではエステサロンのフットケアコースがある所や美容整形外科などでも治療できるところがあるようです。
近くに皮膚科は無いがエステなどがある場合は、一度問い合わせてみるのもいいかもしれませんね。
皮膚科だと診察時間や診察日など限られていますし、予約などできないところも多いので、混雑していたりします。
けれども、その点エステなどで魚の目を除去できるのであれば、予約できるわけですから、自分の都合に合わせられますので便利です。
しかし、エステでは奥深い魚の目の芯までは除去できない場合もあります。
あまりに、痛みがひどい場合はやはり、病院に行った方がいいでしょう。
それに、皮膚科ですと保険治療になりますので、料金も高くありません。
エステの場合はそれなりの金額が掛かります。
なので、治療に便利なエステの方を優先するのか、通院は不便だが保険が適用され料金も安い病院を優先するのかは、個人の自由ですので、良く考えて選びましょう。
病院は、皮膚の専門の先生が診てくれますので、確実に完治できます。
それに何より安心な気持ちで受診できます。
ここでは病院を受診するのをお勧めします。
魚の目の芯
魚の目には、中心部分に芯があります。
この芯が皮膚の奥の神経を刺激して、歩くと痛みが生じるのです。
この芯は、白色です。
皮膚の奥にいくにつれ、三角すいのように先が尖ってきます。
魚の目治療をして取れた芯を見ると、白い三角すいになっているのです。
この芯を根こそぎ取ることができれば、魚の目が再発する可能性は少ないでしょう。
魚の目そのものの大きさは人それぞれ違いますが、小さい豆くらいの大きさの物が大半と言っていいと思います。
硬くなった皮膚の中心部分が半分透き通った感じになり、その真ん中に硬い芯ができます。
それが、魚の目の芯です。
魚の目の芯は、肉眼でも充分に確認できる大きさで、前述した通り、色は白っぽい色なので、黒っぽい色の芯だったら、それはイボだと思われます。
自分で、市販のスピール膏を患部に貼って、魚の目を除去しようとしても、芯は奥深いところにあるので、芯が取れたかどうかわからない場合も多いかもしれません。
芯が取れると、スピール膏をはがす時に一緒にくっついてくることがあります。
そして、患部は魚の目の芯が抜けた分、穴があいた状態になります。
芯が取れないと再発しますので、芯が取れたかどうかわからない場合は皮膚科に行った方がいいでしょう。
魚の目の芯が取れて治っているのに、さらにスピール膏を貼り続けると、健康な皮膚までが悪くなってしまいます。
自己判断が難しい場合も皮膚科を受診した方が安全かもしれません。
魚の目の治療法
魚の目ができてしまったら、まず皮膚科を受診することをお勧めします。
専門医に診てもらうことが一番の治療です。
皮膚の硬くなった部分だけを削ったとしても、中心の核の部分を取り除かなければ完治しません。
自分で、家にある爪切りやニッパーなどで切り取ろうとしても、中心の核の部分は深いところに出来ているので確実には切り取ることは出来ません。
自分でやることにより、傷口からばい菌が入り化膿してしまうこともあるので、皮膚科を受診した方が、確実に核の部分を除去できるので安心です。
皮膚科では、レーザーを使って除去したり、硬くなった皮膚を柔らかくする「スピール膏」を貼って削り取ったり、長い期間掛かりますが、軟膏を硬くなった皮膚に塗って治していくという、多種多様な治療法があります。
「スピール膏」は魚の目治療としては一般的で、市販しているので自分でも治療できます。
2日位「スピール膏」を貼りっぱなしにすることによって、魚の目の核の部分が取れます。
とても深い部分に核の部分がある場合は、「スピール膏」を1週間くらい貼ることになったりしますが、皮膚科に行くと言う手間を考えると手軽ですから、この市販されている「スピール膏」を利用する方が多いようです。
しかし、確実に取れない場合もあります。
そうなると同じところに再度魚の目が出来てしまうことになるため、結果的に皮膚科で取ってもらうというケースもあるのです。
最初から皮膚科に行った方が確実に除去してくれて、安心ですね。