全身の多汗症の原因
全身の多汗症の原因は、精神的な問題が一番大きいと言われています。
しかし、精神的な問題だけではなく、いろいろな原因が考えられます。
また、複数の原因が重なって多汗症になってしまう事もあります。
多汗症の原因をいくつかあげてみますが、まずは精神的なストレスや緊張・不安です。
私達が制御できない自律神経の中に交感神経がありますが、この働きが強くなると、汗が出やすくなります。
これは、ストレスや緊張・不安を感じると起こるものです。
次に、病気や疾患が原因の場合ですが、この場合の多汗症は部分的に起こる事はほとんどなく、全身性多汗症に区別されます。
ホルモンバランスの乱れでも全身の多汗症が起こる事があります。
これは、脳の視床下部という所がホルモンの分泌をコントロールしていますが、その器官が崩れると多汗症となってしまうものです。
更年期の多汗症もありますが、更年期になると女性ホルモンが減ってきて、バランスが崩れて体温調整の機能が低下して多汗症になるものです。
遺伝は直接の原因でなくても、ある程度関係している場合もあります。
性格が遺伝して、精神的な原因で多汗症になる可能性もあるでしょう。
熱い物や辛い物を食べた時にかく汗は正常ですが、過剰に汗をかく場合は多汗症と呼ばれることもあります。
タバコやコーヒーに含まれているニコチンやカフェインには、「中枢神経興奮剤」が含まれていて、それらを過剰摂取すると多汗症になりやすくなります。
ちなみに、肥満は多汗症の原因ではありませんが、肥満の人には多汗症の人が多いと思われています。
不妊治療中の人との接し方
不妊症の治療を頑張る中で、とてもつらいのは、友人や知人などからの妊娠報告ですね。
誰かが妊娠した事を妬んだり羨んだり、そんな事がつらいというよりは、素直に心からの祝福をできない自分が小さいのではないか・・・と思ってしまう事がつらいのではないでしょうか。
逆に妊娠報告をする方も、不妊症の友人への報告を躊躇する事が多いです。
ですが、そんな気づかいすら、何ともいえない気持ちになりますよね。
どう対応すればいいのか?なんて「おめでとう」っていうしかないんです。
心が祝福していないとしても、仕方なくでも、おめでたい事にそれ以上の言葉はありません。
でも、無理している事がバレバレではないか?とか、笑顔は不自然ではないか?とか、変な心配は必要ないんですよ。
複雑な気持ちでいる事は当然ですし、友人ならきっと解ってくれているはずです。
つらい時は、すべてを完璧にできなくてもいいんです。
甘えも時には必要です。
頑張っているからこそつらい気持ちになるのです。
我が子を腕に抱いた時に、「あの時はごめんね」って謝って、心からの祝福をやり直しても遅くはないんです。
友人の妊娠報告を受けた夜に、人知れず泣いてしまっても、それは今ちょっと不安定なだけなんです。
最低なんて考えるのはやめてください。
あなたは、母性溢れる優しくて素敵な女性です。
「今だけ余裕がない」ただそれだけです。
ですから、精神的に安定できてからきちんとすればいいんです。
あまり深く考え込まずにいきましょう。
不妊治療 転院
不妊症の治療は、精神的にも体力的にもつらいものですね。
その上、保険適用外の治療も多かったりするので、経済的負担も掛かってきます。
不妊治療が長期間に及べば、希望が持てなくなってしまう方が多いのも仕方のない事かもしれません。
不妊症の治療をできるだけ負担の少ないものにするなら、一番大事なのは、掛かりつけの医師と信頼関係をきちんと築く事です。
医師に不信感があると、不妊治療がさらにつらいものになってしまいます。
不妊症の治療は、何より医師との相性が重要なのです。
ここで大丈夫なのか?と不安になったら、一歩踏みだす勇気も必要です。
人気の病院とか、近所の病院とか、初めは魅力的に思えた病院でも、何か違うと感じたら、転院を考えるのは悪い事ではありません。
不安や不信感があるままで通院するほど無駄な事はないですよね。
結果がどう変わるかは解りませんが、気持ちよく通える病院がみつかった方が通いやすくなりますし、ストレスが減るはずです。
悩んでいても不安がつのるだけなら、とりあえず動いてみてもいいのではないでしょうか。
ちょっとした環境の変化は、気分転換にもなるのでお薦めですよ。
不妊症のコミュニティなどで情報を集めると、色々な病院の紹介がされているので、そういった口コミ情報を参考にするのもいいでしょう。
パソコンなどが苦手な方は、同じような環境にある友人に、お薦めの専門家を聞いてみるのもいいですね。