ヘルニアの種類
一言で「ヘルニア」と言っても、色々な種類があるのをご存じでしょうか?ここでは、ヘルニアの種類について述べていきたいと思います。
まずは赤ちゃんが罹る「臍ヘルニア」です。
これは、赤ちゃんはへその緒が取れたばかりの時に、お腹に力を入れて泣こうとすると、腸が盛上がってきて、臍を押し上げる事があります。
これを「臍ヘルニア」と言います。
次に「大腿ヘルニア」ですが、内臓の一部が飛び出してきて元に戻らない状態の事を「大腿ヘルニア」と言います。
「食道ヘルニア」というのもあり、これに罹ると食べ物が逆流したり、つかえたりするなどの症状が出てきます。
食道ヘルニアは、X線検査や内視鏡検査で判断出来るようになっています。
「横隔膜ヘルニア」というヘルニアもありますが、これは横隔膜が損傷したり、破裂した場合に起こるヘルニアで、事故などが原因となって起こるので「外傷性ヘルニア」とも呼ばれています。
また、横隔膜ヘルニアにはもう1つの種類があり、「非外傷性ヘルニア」と言われていますが、これは肥満や妊娠などで横隔膜への負担が掛かって起こるヘルニアです。
他にも、「胃ヘルニア」「脳ヘルニア」「小児ヘルニア」などがありますが、みなさんが一番良くご存じなのは、「椎間板ヘルニア」だと思います。
「椎間板ヘルニア」は、腰に大きな負担が掛かって起こるもので、腰が曲がりにくくなったり、腰を曲げると足がしびれたり痛んだりします。
酷くなると手術が必要にもなる怖い病気です。
いびきと枕の関係
いびきと枕には関係がないように思われますが、実は密接な関係があるのです。
自分に合わない枕を使っているうちに、いびきをかきやすくなっている事もあります。
いびきの原因には様々なものがありますが、睡眠中に喉の周りの筋肉が弛緩して、気道を圧迫している場合は、仰向けから横向きに寝る姿勢を変えるだけでも、大幅にいびきが軽くなるでしょう。
いびきは、枕に工夫を加えてみたり、枕を変えてみたりするだけで、効果がある事が多いようです。
いびきを防止するための工夫としては、まず、枕の高さに気を付けてみましょう。
枕が高すぎると、喉を圧迫していびきをかく原因になります。
逆に、枕が低すぎると、口での呼吸の原因になって、これもまた、いびきをかきやすくなるのです。
頸椎と脊髄が直線になるくらいの枕の高さで、気道に空気が通りやすいようにすると、いびきが軽減します。
首の角度が変わらないで睡眠が取れる枕を使うと、いびきの他にも、不眠や肩凝り、腰痛などにも効果があると言われています。
また、いびきの改善に効果的な専用の枕も、何種類か販売されているようです。
枕を変える事でいびきを改善する事が出来れば、熟睡出来ますから、朝すっきりと起きる事が出来ます。
いびきを長期間かき続けていると、健康にも影響が出て来るので、まずは手軽な枕を変えるという事で、いびき解消をしてみてはいかがでしょうか。
子供のいびきの原因
子供のいびきの原因には、どのような事があるのでしょうか? 子供は、いびきをかく事はほとんどありません。
すやすやと寝息をたてるのが子供の睡眠で、もしも子供がいびきをかいているならば、何かの病気だと思った方が良いでしょう。
活発に活動的に動き回る事で、子供は毎日成長していきます。
昼間に眠そうだったり、疲れが取れていない様子の時は睡眠不足ということも考えられます。
睡眠不足が何日も続けば、脳への酸素の回りが悪くなり、発達に大きく影響を及ぼしてきます。
子供がいびきをかいていたら、「どのようないびきか」「無呼吸はないか」などを観察して、すぐに耳鼻科や小児科で診てもらう必要があります。
子供のいびきは3歳から6歳の間によく見られますが、他の年齢でも子供がいびきをかく事はあります。
また、脳炎や脳性マヒ、髄膜炎の後遺症としていびきをかく時もあるようです。
子供のいびきの原因で最も多いのは、扁桃腺の肥大です。
この扁桃腺の肥大は、子供にはよく見られる病気なので、病気そのものに対しては神経質になる必要はないです。
扁桃腺が肥大すると、食べ物が飲み込みにくくなります。
喉の温度も上昇して、水分をたくさん取るようになり、栄養のバランスが崩れてきてしまいます。
そして、気道が狭くなり、いびきをかくようになるのです。
その他に、鼻の病気もいびきの原因となる場合があります。
アレルギー性鼻炎などの病気にかかると知らないうちに口での呼吸に変わっていき、子供のいびきの原因となるのです。
アレルギーを起こさないように、換気や掃除をしっかりと行う事が重要です。