乱視を回復するための治療方法
乱視の程度にもよりますが、軽い乱視であれば、メガネを使って矯正することが出来ます。
メガネを毎日つけるのが嫌な方や乱視の程度が強い方には、乱視矯正用のコンタクトを使う矯正法もあります。
このコンタクトは、就寝時に付けて寝る角膜矯正用のコンタクトです。
小さな子供からお年寄りの方まで幅広い年齢の方に対応できます。
就寝中にこのコンタクトを装着し、翌朝起きた時にコンタクトを外します。
そうすると、日中はメガネなどかけなくても視界が良好になるのです。
軽い乱視の方でしたら、1週間続けていれば、1~2日は裸眼で生活できます。
かなり魅力的な乱視回復方法ですよね。
ただ、保険の適用外ですので、費用が高額になってしまいます。
それに、コンタクトですから、毎日のお手入れも大切です。
でも、視力矯正用のコンタクトに比べると耐用年数が長いので、頻繁に買い換える必要はありません。
もっと手っ取り早く乱視を治療できる方法は、レーシック手術です。
レーザーを使っての角膜屈折矯正手術になります。
こちらも保険が適用されませんので、手術費用などは全て自己負担です。
一度手術してしまえば、ずっと裸眼で過ごせるため、人気を集めています。
ですが、残念ながら副作用が起こる可能性もありますし、病院によっては感染症などにかかってしまう恐れもあるみたいです。
今のところ、乱視を回復するための治療方法にはどれも長所と短所がありますね。
どの治療方法を選択するにしても、慎重にメリットとデメリットを調べてから決断するといいでしょう。
視力が下がる原因
視力が下がる一つの原因は、遺伝と言われています。
親の視力が悪いと、その子供も視力が悪くなる確率が高いようです。
また、目の疲れから視力が悪くなる場合もあります。
パソコンやゲームなどは、画面に近付いて見るために目が疲れてくるのです。
目は近い物を見る時、目の中の毛様体と呼ばれる筋肉が緊張している状態になります。
その状態を続けていると、筋肉が固まり、眼精疲労が起こってしまいます。
目がその状態に適応しようとして、視力が下がってしまうのです。
それから、メガネをかけていると視力が悪くなるという説もあります。
メガネをかけると遠くでもよく見えますよね。
しかし、メガネをかけたままで近くを見ると、毛様体を緊張させなければなりません。
そのままの状態が続いていくと、目がメガネをかけた状態に適応しようとしていきます。
その結果、近視が強くなってきてしまい、現在かけているメガネでは見えにくくなってくるということになるのです。
仕方なく新しいメガネを買って、目がその新しいメガネに適応しようとして・・・と繰り返していくうちに、視力はどんどん低下してしまうでしょう。
それを防ぐためにメガネをつけたり外したりした方が良いという説もあります。
視力をこれ以上下げないためには、とにかく目を酷使しないことです。
パソコンやゲームなどは、最低でも一時間に一回くらいは目を休ませてください。
長時間、休みなく画面を凝視し続けると、目にかなりの負担をかけてしまいます。
近視の治療法 レーシック手術
今までは、視力が悪くなって日常生活に支障が出る場合には、ほとんどの方がメガネかコンタクトレンズのどちらかを使用していましたよね。
しかし、最近ではレーシック手術を行う方が増えてきました。
少し前までは、レーシック手術を行う病院の数が少なかったので、手術代も高額なものでした。
でも、今ではレーシック手術を扱う病院が増えてきたこともあり、以前に比べると手術に掛かる費用がかなり安くなっています。
レーシック手術を行えば、メガネやコンタクトレンズをすることなく、裸眼で生活が出来るのですから、これに勝るものはありませんよね。
視力が悪い事でなりたくても就くことが出来なかった仕事にも、視力が回復したことによって就くことが出来るようにもなるのです。
また、ドライアイやアレルギーなどで、コンタクトレンズをすることが出来ない方も、レーシック手術を受けることによって視力が回復します。
レーシック手術での失敗の危険性についてですが、ほとんど無いと言っても過言ではないと思います。
ただ、手術を受けても視力が回復しないという例はあります。
例えば、1.5までの視力回復を望んでいたとしても、そこまでの視力が得られない場合もあるのです。
また、人によっては、副作用や後遺症が起こる可能性もあるでしょう。
レーシック手術にかかる金額は、両目の手術で10~30万円です。
眼科によって金額が違ってきます。
あまりにも手術費用が安い眼科は、感染症などの心配がないか、アフターケアをちゃんとしてくれるかなどをよく調べた方がいいです。