高血圧と更年期障害の関係
高血圧と更年期障害には、どのような関係があるのでしょうか?女性の体は、40代を迎えると異常が生じる事があります。
個人差もありますが、顔や頭のほてり、のぼせや頭痛、めまいが度々起こるようになるのです。
また、血圧が非常に高くなったりもします。
病院で診察を受けてみたら、こういった症状は、「更年期障害」と診断される場合が多いでしょう。
更年期障害とは、女性ホルモンの働きが低下してくる時に起こる障害です。
50代前半にほとんどの女性が閉経を迎えますが、その頃に卵巣ホルモンだけでなく、色々なホルモンのバランスが悪くなって、体に不調が起こります。
そして、その際、成人病の一つである高血圧になってしまうこともあるのです。
40代まではむしろ低血圧だったのに、更年期を迎えたら急に血圧が高くなって、高血圧の体質に変化する事があり、突然動悸が起こったり、緊張した時に急に血圧が高くなったりするのです。
上記のような高血圧を「更年期高血圧症」と呼びます。
高血圧では、最大血圧が140mmHg以上、または、最小血圧が90mmHg以上の場合は薬での治療が必要になってきますが、そこまで血圧が高くない場合は、生活習慣などを改善すると、解消できる場合が多いです。
40代になると、肥満傾向になる事も多いので、血糖値が高くなり、中性脂肪もつきやすくなります。
栄養バランスがとれた低カロリーの食生活を心がけることが更年期の高血圧の予防のためには必要です。
頚椎の変形性関節症の対策・治療法
頸椎の変形性関節症の治療法の一つに、漢方で根本から治療するという選択肢があります。
頸椎の変形性関節症によるしびれと痛みは、体験者にしかわからないほどとても辛いものです。
そんな頸椎の変形性関節症に対応した現代医学の治療法が、本当に根本的な治療法なのかという疑問を持っている方も多いようです。
個人差もあると思いますが、漢方薬を服用することで、現代医学でも解決できない苦痛を根本から治療できたという方もいます。
頸椎の変形性関節症の原因は、頸椎の椎間板の変形や椎間関節の変形などのために、神経が圧迫されるからだと言われています。
漢方の考え方では、頸椎の椎間板や椎間関節が変形してしまう根本的な原因は、「体の内側」にあります。
具体的には、「おけつ」と呼ばれる病態です。
「おけつ」というのは、血行障害のことを言います。
つまり、血行障害による冷えなどが体に悪影響を与え、神経やその周囲の組織がしびれや痛みというサインを出します。
そして、それがひどくなると、頸椎の変形性関節症が起きるというのが、漢方の考え方なのです。
漢方薬での頸椎の変形性関節症の治療法は、冷えなどによる被害を受けた体を立て直し、神経やその周囲に発生した「おけつ」を取り除くことが中心になります。
血行障害や冷えを取り除く働きをする漢方薬を服用する事で、頸椎の変形性関節症を根本的な原因から治していく事が可能なのです。
最近では、漢方を扱っている病院も多いので、相談してみてはいかがでしょうか。
頚椎の変形性関節症の症状
頸椎の変形性関節症の主な症状としては、首の痛み、肩こり、手や腕のしびれ、首を後ろに反らしたり、横に曲げたりすると痛みが増す、咳やくしゃみで痛みや腫れが出る事があるなどがあげられます。
頸椎の変形性関節症の症状は、中高齢者によく見られます。
頸椎は重い頭を支えているので、私達の想像上に、とても負担が大きい場所なのです。
頭の重さは、ボーリングボールと同じくらいだと言われています。
その頭の重さをうまく分散できないと、椎間板というクッションの役目をしているものが薄くなってきます。
そして、その結果、頸椎の関節と関節がぶつかり合って、関節の変形が始まってくるのです。
また、頸椎の変形が起こる原因には、頸椎の彎曲が関係していると考えられています。
正常な頸椎であれば、前側に緩やかにカーブしていて、このカーブによって頭の重みを分散させているのですが、首がストレートネック(真っ直ぐ)になったり、首が逆に後側にカーブしてしまう事で負担が大きくなり、首の変形性関節症の原因となります。
関節の変形が進行して、「骨のトゲ」が出来てしまうと、そのトゲが神経に当たって手や腕に痛みやしびれを起こす事があります。
この場合、重力が首にかかっている時(起きている時や、夕方や夜など)にしびれが起きやすいみたいですが、眠っている時など、首への負担が小さい時にはしびれは起きない事が多いようです。
もしも、首の痛みや肩こり、手や指のしびれなど、頸椎の変形性関節症の症状がある場合には、病院に行ってきちんと診察を受けて治療した方が良いでしょう。