口唇炎の種類・症状
口唇炎の種類としては、アトピー性の口唇炎と接触性の口唇炎がほとんどです。
アトピー性の口唇炎と接触性の口唇炎以外の口唇炎は、1パーセント程度といわれています。
口唇炎の症状は、進行の度合いによってかなり変化するものですが、代表的な症状としては、口唇周辺がかさつく、皮がめくれて荒れてくる、唇が切れるなどがみられます。
アトピー性口唇炎は、他の部分には全くアトピー症状がない方にもよく起こるようです。
唇周辺のみにアトピー症状が出るので、病院で診断を受けないと、アトピー症状だと気がつかないことも多いでしょう。
アトピー性の口唇炎でも、痒みがでるケースは稀だといわれています。
もちろん、中には痒みのでる方もいますし、特に乾燥しやすい冬場などは、症状が悪化しやすい傾向がみられます。
口唇炎が口の周りに広がると、口角炎となってしまうこともあるでしょう。
口唇炎は、症状がみられる部位に色素の沈着が起こることも多いです。
症状の度合いが重度になれば、周りの人がみていられないほど痛々しい状態になります。
逆に、症状が軽度なら、「口の周りが乾燥しやすい」くらいですむこともあります。
基本的には乾燥が一番の大敵なので、口唇部の保湿が重要といえるでしょう。
アレルギーが原因で起こるものもありますので、とにかく、気になる症状がある時は皮膚科を受診してみてください。
市販のリップクリームなどで余計に症状を悪化させてしまう事も少なからずあるので、自己療法はできれば避ける方が賢明だと思います。
インプラント歯医者の選び方
インプラント手術には、失敗も少なからず存在します。
失敗しないようにする為には、やはり、歯科の選び方に気をつける必要があるでしょう。
というのも、インプラントは簡単な手術ではないのですが、歯科医なら特別な資格がなくても手術が可能なんです。
つまり、実際に手術に携わった事がない医師でも、いきなり手術をする事ができるわけです。
どんな治療でも同じですが、医師といえども人間ですから、各自に得意とする分野・苦手とする分野があります。
「人気のある歯科ならインプラントも得意」とは限らないのです。
まず、インプラントの手術経験が豊富な医師を選択しましょう。
インプラント手術の数を売りにしている病院だからいいのではありません。
その病院の医師全員がインプラント手術を経験しているかどうかはわからないからです。
重要なのは、手術を担当する医師の経験値です。
それを判断するには、広告をみているだけでは難しいですよね。
なので、いくつか候補の歯科医院をピックアップしておき、実際に相談に訪れてみてください。
病院の雰囲気も大切な判断材料です。
医師の態度だけでなく、受付の方の対応もしっかりみておきましょう。
そして、医師と話す時は、ちょっとした事でもどんどん質問してみることです。
その返答の様子が親身に感じられるところは、安心感がありますし、不安を事前に解消できます。
また、インプラント手術を受けた人の口コミなども参考にするといいかもしれません。
インプラント手術の安全性・デメリット
インプラント手術には、メリットがたくさんありますが、実はデメリットもあるのです。
一番のメリットは、やはり外見の美しさでしょう。
今までの入れ歯や差し歯などとは、審美性にかなり差があります。
また、機能面も魅力的です。
入れ歯では痛みが強くて固いものが食べられなかった方も、インプラントが成功すれば、自分の歯のように噛む事ができるようになります。
安全性の面でもインプラントは、衛生管理が徹底されているので、技術のある歯科医による手術を行えば、感染症の心配はまずなく、成功の確率もかなり高くなります。
アレルギー反応もほとんどないとされているため、金属アレルギーを持っている方にも安心です。
デメリットとしては、歯周病によっては寿命が短くなる可能性がある事です。
これは、インプラント自体が壊れる心配よりも、土台になる歯茎や骨の寿命が問題になってきます。
そして、手術にかかる費用もデメリットの一つです。
入れ歯や差し歯などと違い、インプラントには保険適用がありません。
一本インプラントにするのに、高いところだと50万円近く費用が掛かるのです。
安くても20万円程度にはなるようです。
一本50万円で総インプラントにするとなると、大変な金額になってしまいますよね。
ただ、デンタルローンなどを利用すれば、手をだせない額ではないかもしれません。
そうはいっても、インプラント手術をしてしまえば、それで歯に関するトラブルが全て解決というわけではないので、慎重に検討する必要があるでしょう。