更年期 サプリ
更年期に有効なサプリメントには、大きく分けて三種類あります。
更年期のつらい症状を緩和してくれるサプリメント、女性ホルモン(エストロゲン)と同じような効果を持つサプリメント、女性ホルモンの分泌減少を緩やかにしてくれるサプリメントです。
更年期のつらい症状を緩和したい場合には、症状に合わせたサプリメントを摂るといいでしょう。
例えば、憂鬱な気分や軽いうつのような症状にはセントジョーンズワート、寝つきが悪くなかなか眠れなかったり、眠りが浅く寝た気がしない時には、レモンバーム(メリッサ)やバレリアン(セイヨウカノコソウ)などがオススメです。
女性ホルモンと同じような効果を持つサプリメントには、マカ、プエラリア、レッドクローバー(ムラサキツメクサ)、大豆イソフラボン、ブラックコホシュなどがあります。
マルチビタミンやマルチミネラルがバランスよく配合されたサプリメントを日常的に摂っていると、女性ホルモンの分泌減少が穏やかになるはずです。
骨粗鬆症を予防するために、カルシウムも摂っておきたいですね。
更年期に有効なサプリメントの中には、薬と併用するとよくないものや服用の仕方を間違えると副作用が出るほど効果の強いサプリメントもあるので、服用時には注意書きをよく読むようにしてください。
サプリメントに頼るだけでなく、食事のバランスや睡眠時間なども考えた方がいいです。
健康的で規則正しい生活にサプリメントをプラスすれば、更年期でも快適に過ごせるかもしれません。
更年期 アロマ
更年期障害のつらさには、アロマテラピーによるケアが有効だといわれています。
アロマテラピーとは、植物から抽出された精油の香りを嗅いだり、精油をブレンドしたオイルでマッサージしたりする療法です。
アロマテラピーの効果としては、自然治癒力を高めたり、ホルモンバランスを整えて、免疫力を上げるなどが期待できます。
女性ホルモン(エストロゲン)と似た効果を持つ精油をブレンドしてマッサージすれば、精油の香りによる効果とマッサージそのもののリラックス効果に加えて、皮膚からも有効な成分が吸収されるでしょう。
更年期障害にオススメの精油は、クラリセージやスターアニス、セージ、マジョラム、カモミール、ラベンダー、イランイラン、グレープフルーツ、ペパーミントなどです。
マッサージに使う時には、精油だけでブレンドするのではなく、必ずホホバオイルやオリーブオイル、グレープシードオイルなどのキャリアオイルで薄めてください。
もっと手軽なアロマテラピーとしては、湯船に精油を5~6滴ほど入れたり、洗面器やバケツなどに精油を2~3滴くらい入れて足浴(または、手浴)するという方法もあります。
また、アロマポットやアロマキャンドルを使うと、日常的にアロマテラピーを行うことができるでしょう。
アロマテラピーには、妊娠中や持病がある場合に使用を禁止されている精油があるので気をつけてください。
精油をたくさん入れると効果が高くなるような気がしますが、決められた濃度以上に濃くするのも厳禁です。
子供のあせも
あせもに悩まされるのは、大人も同じですが、特に赤ちゃんのあせもは自分でどうにもできない分、かわいそうですよね。
赤ちゃんは、新陳代謝がよく、大人と同じだけ汗の腺があるので、あせもができやすい身体です。
対策をとらないと、いつあせもができても不思議ではありません。
まず、気を付けてあげたいのは、あせもができないように予防の対策をすることです。
予防の対策には、次のようなことが挙げられます。
・汗をかいたらそのままにせず、洗い流したり、ふき取って着替えさせたりする
・入浴後は、水分をしっかりとふきとってから、首の周りやわきの下などの汗をかきやすいところにローションをぬったり、ベビーパウダーをつけたりする
・チャイルドシートに座らせる時は、シートカバーに保冷剤を入れて使用する(これをする場合は、冷たくなりすぎないように注意が必要。
タオルなどで温度調節をする。)
また、背中にガーゼやタオルを入れておくのもよいですよ。
汗をかいたらそれを交換するだけ。
手軽にできるので、シャワーや着替えさせる余裕のない時には、これがおすすめです。
もし、あせもができてしまった時は、まず上記で挙げたような基本的なケアをもう一度徹底してください。
それでも治らない時は、皮膚科の受診をおすすめします。
あせもくらいと放っておいて引っ掻いたところに黴菌が入ったりして悪化すると、膿がでることもあります。
傷跡が残ってしまってはかわいそうですよね。
薬をもらえば、一週間以内に症状が落ち着くことがほとんどです。