痔と整体
痔になってしまった時、病院へ行くのって、ちょっと躊躇してしまいませんか?女性の方でしたら、特にそうだと思うのですが、お尻をみせる事に抵抗を感じる方は、少なくないのではないでしょうか。
痔は、軽い物であれば、不快ではある物の、緊急を要する病気ではないので、「恥じらい」を理由に、病院に行かない方がとても多いのだそうです。
ただ、病院へ行っても、痔は再発がとても多い病気なので、治癒しても、結局また痔になってしまう事が。
一度でも行きづらい場所なのに、幾度もなんて嫌ですよね。
そんな方に耳より情報です。
整体で、痔が完治した方がいるのだそうです。
実は、痔の原因には、整体で調整できる物が少なくないのだとか。
例えば、体の歪みや、お尻の筋肉の問題。
これで痔になるケースがあるのです。
驚きなのが、このような場合の調整には、お尻をだす必要がない事。
繰り返す痔で悩んでいたある女性は、足の指などには触れたが、お尻は一切ださないで調整して貰ったと、喜びの声をブログで公開していました。
また、整体だけでなく、ツボや鍼灸による治療や漢方など、痔の治療には肛門科以外にも様々な選択肢があります。
放置しておくと、悪化してしまう可能性もありますので、肛門科に抵抗がある方は、そのような方法も視野に入れ、治療を考えてはいかがでしょうか。
ただ、整体などを受ける際は、信用のおける先生のところで相談してください。
最近では、女性だけを受け入れ、おかしな事をする先生もいるようです。
切れ痔は慢性化する
切れ痔は、慢性化すると耳にしたことはありませんか?もちろん、一度の治療で完治し、再発しないケースもあります。
ですが、多くの方の場合、切れ痔になると、慢性化してしまうようです。
下痢により、排便に勢いがあり過ぎたり、頻便が原因で切れ痔になる事はあります。
しかし、切れ痔の原因は大半が便秘です。
便秘により、便が硬くなり排便が困難になり、無理にだそうとする事で、排便時に肛門が切れます。
その為、排便時には、裂けるような痛みに襲われる事が多々あります。
この痛みを避けようと、排便を避けるようになり、そのせいで便が余計に硬くなります。
そうなれば、その便の排出時には、さらに切れる事になります。
切れ痔は、これを繰り返し、悪化させる方が少なくないのです。
この悪循環におちいってしまうと、慢性化する可能性が極めて高いです。
とはいえ、切れ痔は、軟便剤や軟膏などを併用し、医師の指導に従って、便通の改善を行っていれば、そこまで怖い病気ではありません。
排便が正常になれば、再度切れる可能性はとても低いでしょう。
切れ痔じたいは、お尻の怪我みたいなものですので、治すのは簡単です。
たかが切れ痔と軽視する事が怖いのです。
悪化すれば、肛門狭窄になり一段と切れやすくなったり、癌になってしまうことだってあるのです。
そんな事にならない為にも、恥ずかしがらずに相談し、きちんと治療するように心掛けてくださいね。
痔になったら病院へ
切れ痔になっても、恥ずかしいからなどといって、病院へ行かない方がとても多いようです。
切れ痔は、お尻にできた怪我のような物です。
他の部分に怪我ができれば、自己判断で薬を塗ったり、自然治癒を待ったりしますよね。
もちろん、程度の軽い物であればですが。
それと同じように、切れ痔も、専用の軟膏や座薬が薬局などで手に入るので、そのような薬で治そうとする方はたくさんいます。
確かに、そのような薬で、切れ痔を手当てする事はできます。
しかし、切れ痔は、原因があってできる物。
便秘などで、便が硬くなり、それによって切れるケースが多いのですが、その場合ですと、傷じたいを手当てしても、意味がありません。
便が固い限り、また切れてしまいます。
このケース以外でも、基本的には同じ事です。
原因を探り、それを元から治さないと、再発します。
切れ痔は、放置していると慢性化し、イボやポリープができる事もあります。
ひどくなると、肛門が正常に働かなくなる事まである油断ならない病気なのです。
ただし、軽度のうちに治療をすれば、そのような事は予防できます。
専門家による、きちんとした診察と処置を受ける事、そして、切れ痔だけでなく、原因である問題を根本からなくす事、これがなにより大切です。
便秘の治療ひとつでも、滞留便の場所によって治療法は変わるのです。
市販の便秘薬ではなく、病院で自分の症状に合った薬を処方して貰う事をお勧めします。