虫歯にならないブラッシング
虫歯にならないためには、正しい歯磨き・ブラッシング方法が大事なのですが、これってなかなか難しいですよね。
歯医者に行くと歯磨き指導とかで教えてくれるものの、長年培ってきた習性はなかなか治すことができず、結局同じ磨き方をしてしまったり・・・。
まずは、自分に合った歯ブラシを見つけましょう。
歯ブラシは、歯を傷つけないように、柔らかめがオススメだそうです。
磨く順番を決めて、時間を決めて順番に磨いていきます。
いつも同じ順番で磨いた方が、磨き忘れがないようです。
歯に対して、直角に、力を入れずに優しく磨くのがコツです。
「歯磨き3分」って、昔よく言われていましたが、実際はそれでは不十分らしく、5分~10分ぐらいかけて丁寧に磨くのがいいそうです。
しかし、忙しいと毎回毎回歯磨きにそんなに時間をかけていられませんよね。
そういう場合は、寝る前だけでもきちんと磨くようにしましょう。
歯磨きのブラッシングだけでは、歯の隙間なんかは、なかなかきれいになりません。
歯間ブラシやフロスなども併行して使っていきましょう。
こういった習性を身につければ、歯磨きが上手になります。
身につけるには継続が必要な訳ですが、ついつい面倒になって、いつもの磨き方になってしまいがちです。
定期的に歯医者に行って、その都度、ブラッシングの指導をしてもらうといいと思います。
指導受けているうちに上手くなっていくでしょう。
とにかく、大事なのは継続です。
フッ素の虫歯予防効果
今は、虫歯予防のために歯科医院でフッ素をコーティングしてもらう人や子供が多いです。
歯磨きにもフッ素入りとか書いてあったりして、今ではフッ素は虫歯予防の代名詞のような印象があります。
そもそも、フッ素って、本当に虫歯予防に効果があるのでしょうか?まず、フッ素の効果について調べてみることにしました。
調べてみたら以下の効果が上げられていました。
①虫歯菌が酸を作れなくする
②フッ素を歯に取り込むことで、酸に負けない歯にする。
③歯の再石灰化の機能を高める。
などです。
以上から、フッ素は虫歯を予防するのに大変効果的ということになります。
以前TVを観ていて、虫歯にならない子供達という感じで放送していましたが、外国で歯磨きは寝る前1日1回、甘い物も好きという環境で、あまり虫歯にならないというのに驚いた記憶がありました。
その秘密がフッ素でした。
その国の水道水にはフッ素が含まれているらしいのです。
確かオーストラリアだったかと思います。
やはり、フッ素というのは虫歯予防に効果があるといえます。
日本でも最近は、歯科医院に行ってフッ素を定期的に塗る子供が多いですから、昔に比べると虫歯は随分少なくなっていることと思います。
しかし、あくまでも予防ですので、だからといって必ずしも虫歯にならないわけではありません。
日頃の念入りな歯磨きは大事だと思います。
併行して予防していきましょう。
虫歯の感染
虫歯って移るものだと思いますか?基本的に虫歯そのものは移ることはないでしょうが、虫歯菌は移る可能性があります。
そもそも、産まれたての赤ちゃんの口の中には虫歯菌は存在しませんよね。
キスしたり、同じ箸を使って食べ物を与えたり、くしゃみをしたりなど、こういった日常的なことで虫歯菌は移っていきます。
そして、エサとなる糖分が口の中にあり、歯に定着することで虫歯になるのです。
どんなに気を使っていたつもりでも、虫歯の無かった子供は、いずれは虫歯になってしまいます。
虫歯菌に関しては、除菌という方法もあるらしいですが、ほとんどの人が虫歯菌を持っているわけですから、また感染してしまうため、無意味なようにも思います。
ただし、数を減らすのは重要なことでしょう。
虫歯菌自体をもらったとしても、その後、予防がきちんと出来ていれば、虫歯になりにくいはずです。
虫歯を発症しやすいかどうかは、個人個人によってもかなり違います。
唾液の量や歯並びなども影響してくるでしょう。
虫歯自体は、歯、虫歯菌、糖の組み合わせで起き、この一つでも欠ければ虫歯にはならないことになります。
なので、なるべく虫歯菌が移らないように、大人の口の中にいる虫歯菌を減らした上で、子供の口の中に虫歯菌のエサとなる糖分がない状態を保つといいかもしれません。
歯は健康的な生活を送る意味でも大事です。
日頃から丁寧にお手入れしましょう。
行きつけの歯科医院を見つけ、定期的に通うようにすると、虫歯ができてしまっても初期のうちに治療ができていいですね。