痔とサプリメント
痔にならないためには、便秘を解消する事が先決ですね。
便秘は痔になる原因の1つです。
そこで、便秘を解消するには、どうしたら良いでしょう。
まずは、食生活から改善する必要があります。
野菜やお肉など、バランス良く食事が取れていればいいのですが、毎日のこととなると、大変ですね。
そこで、手軽に毎日摂れるサプリメントが注目されつつあります。
痔にはなっていないが便秘症の人は、便秘を解消するサプリメントを摂取します。
毎日の食事で、「野菜が不足している」と感じているのならば、それを補うサプリメントを摂取しましょう。
また、既に痔になってしまっているならば、その痔を改善していくために、腸の中を綺麗にしていくことを考えましょう。
人間の体には、善玉菌の乳酸菌がいます。
この善玉菌の乳酸菌を、悪玉菌より増やしてあげることが大切です。
乳酸菌生産物質のサプリメントを摂取しましょう。
乳酸菌生産物質は、乳酸菌が増えていく段階で分泌される物質です。
酸や、熱などに強くて、摂取すると素早く腸に届きます。
そして、善玉菌の乳酸菌を活発にしていきます。
そうすることによって、腸を綺麗にしていくことができます。
痔と戦うには、まずは腸を綺麗にしていかなければなりません。
便秘もそうですが、下痢をしていても痔になる確率は高くなります。
下痢の場合も、腸の動きが正常でないと言うことになります。
サプリメントを摂取し、腸内環境を正常化して、痔にならない体質にしていきましょう。
痔の術後 排便
痔の手術自体は、麻酔により痛みも無く行えます。
しかし、麻酔が切れたあとの最初の排便時が、一番痛みを感じるでしょう。
肛門に手術の痕があるわけですから、排便によって擦られて痛みを感じるのです。
排便後に、すぐに温浴すると痛みが和らぎます。
とにかく、温めることが一番効き目があります。
温めることによって、筋肉が緩みます。
その結果、痛みがあっと言う間にひいていきます。
手術当日には、排便が無いのが一番良いのですが、生理現象ですので、便意を催したら我慢するわけには行きません。
我慢をしてしまうと、便秘への引き金になり、また痔になってしまう可能性もあります。
手術後に便意を催したら、排便しましょう。
なるべく、手術後の便が硬くならないように、下剤を処方される場合もあります。
下剤は、便が軟便を通り越し、水様の下痢になってしまう時もあります。
その場合でも、肛門に圧力が掛かってしまい、手術の痕が痛むことになります。
気を付ける必要があるでしょう。
また、痛み止めとして軟膏を処方される時もあります。
排便の何分か前に半分塗り、痛み止めが効いてきたら排便をします。
そして、排便後に温浴をして肛門を清潔にしてから、残りの軟膏を塗るという使い方もあります。
この場合は、痛い時に全部塗る方法よりも、痛みを和らげる効果があります。
痔の手術の後の排便が痛くならないように、医師も工夫してくれます。
安心して痔の手術を受けることをお勧めします。
ひどい痔 手術
痔は、基本的には薬による治療を行ないます。
薬で、ほとんどの方は症状が和らぎ落ち着いてきます。
しかし、薬を飲むのをやめた途端に痔が再発したり、薬ではあまり効果が無かった方には、手術を行う場合もあります。
手術と言っても、大掛かりなものではなく、日帰りで終わってしまうものがほとんどです。
痔の程度が軽いものは、「切らない手術」を行う病院もあります。
注射などで治療を行います。
しかし、痔ろうの場合は、薬では治りません。
痔ろうと診断された場合は、早いうちに手術をした方がいいでしょう。
痔ろうの手術の場合は、入院が必要になります。
切れ痔やイボ痔でも、日常生活に支障をきたすほど悪化している場合は、すぐに手術を行う方がいいでしょう。
排便するたびに痔が酷くなっていきます。
痛みや出血が続いている場合は、自己判断せずにすぐに病院に行きましょう。
痔の手術にも麻酔を掛けますので、痛みは全く感じません。
しかし、麻酔が切れてくると、肛門に力が掛かる動作を行なうと、痛みを伴います。
その場合は、温浴が効くと言われています。
排便後に、お風呂に入ると、痛みが和らぎます。
痛むのも手術当日だけですので、横になって安静にしているのが一番いいですね。
どの手術を行ったとしても、痔の完治ではありません。
風邪と同じです。
治っても、不摂生な生活をしていると、また風邪をひいてしまいます。
生活習慣や食生活を改善していかなければ、また痔になってしまう可能性があります。
気を付けたいですね。